2018年1月24日水曜日

避けるべき有害な人 有害な人を引き寄せてしまう意外な理由

なにがなんでも避けるべき有害な人10タイプ

2015/11/23 11:45



有害な人間は、ものの道理とは無縁だ。自分が周囲にどれほど悪影響を及ぼしているか気づかないおめでたいタイプもいれば、周りを混乱させたり他人を怒らせたりすることに歓びを見いだすタイプもいる。

自分とは異なる人々との付き合い方を学ぶことは大切だが、本当の意味で有害な人に時間とエネルギーを割く価値はないし、彼らはじつに多くの時間とエネルギーを浪費させる。有害な人は物事を不必要に複雑にし、争いを生み出し、そしてなによりもストレスを招く。

もっとも、どういう人が有害なのかがわからなければ、彼らから距離を置くこともできない。ちょっとイライラさせられたり、単につき合いにくかったりする人々と、真に有害な人間とを区別する必要がある。あなた自身が有害な人間にならないためにも、是が非でも距離を置かなければならない有害な人々がこの世には存在しており、彼らは以下の10のタイプに分けられる。

1. 噂話に目がない人
「偉人は考えを論じ、凡人は出来事について話し、つまらない人間は噂話をする」――エレノア・ルーズベルト

噂話をしたがる人は、他人の不幸に歓びを見いだす。他人の私生活や仕事上の失敗をのぞき見るのは、最初のうちこそ楽しいかもしれないが、やがて飽きて嫌な気分になり、他人も傷つける。この世には有意義なことがたくさんあるし、素晴らしい人々から学ぶべきことも山ほどある。他人の不幸を話題にするのは時間の無駄だ。

2. 気分屋
感情をまったくコントロールできない人がいるものだ。そういう人は、あなたに感情をぶつけ、自分の思いをあなたに投影し、あなたのせいで気分が悪くなったと考える。感情をコントロールできない人を見捨てるのは容易ではない。なぜなら、彼らが感情的になっているのを見ると、気の毒になるからだ。それでも、彼らはいざとなったらあなたを感情のはけ口として利用するのだから、なにがなんでも避けるべきである。

3. 犠牲者になりたがる人
犠牲者を見分けるのはむずかしい。最初は彼らの問題に同情してしまうからだ。それでも、時間が経つにつれて、彼らは常に「困っている」ことに気づく。犠牲者になりたがる人は、ほんの小さな障害を、超えることのできない巨大な山と見なすことによって、責任を回避する。困難な状況を、学んだり、成長したりする機会と捉えるのではなく、言い訳の機会にするのだ。「痛みを避けることは不可能だが、苦しむかどうかは選択の問題だ」という金言がある。これは、犠牲者になりたがる人の有害性を見事に言い表した言葉だ。犠牲者になりたがる人は、苦しむことを毎回選択している。

4. 自分のことしか眼中にない人
自分のことしか眼中にない人は、他者から距離を置いて感情を動かさないことによって、あなたを落ち込ませる。自分のことしか眼中にない人と一緒にいると、やがて一人ぼっちになったように感じ始める。そんなふうに感じるのは、彼らにとっては、他人と真の絆を築くことになんの意味もないからだ。あなたは彼らをいい気分にさせる道具でしかない。

5. 嫉み屋
嫉み屋にとっては、隣の芝は常に青い。素晴らしいことが自分の身に起きても、彼らは満足しない。自分の中に満足感を見つけるべきなのに、自分の幸運を世間の幸運と比較するために、けっして満足できないのだ。自分よりもうまくやっている人間は、真剣に探せば、かならず見つかるのだから。嫉み屋と長い時間一緒にいることは危険だ。いずれあなたは自分の業績を、取るに足らないものと感じるようになるだろう。

6. 他人を利用する人
他人を利用する人は、友情の名のもとで、あなたの時間とエネルギーを吸い取ってしまう。彼らは友人のように接してくるために、扱いにくい。あなたがなにを好み、どんなことに幸せを感じ、なにを面白がるか、彼らは知っている。ただし、彼らはその情報を、自分の目的を達成するために利用する。他人を利用する人は、常にあなたからなにかを手に入れようとしている。あなたから奪ってばかりで、与えることはほとんどしない。あなたから絞り取るために、どんな手段を講じてでも、あなたを味方につけようとする。

7. ディメンター
J・K・ローリングの『ハリー・ポッター』シリーズに登場するディメンターは、人の魂を体から吸い取って抜け殻にしてしまう。ディメンターが部屋に入ると、その部屋は暗くなり、人は寒気を覚え、忌まわしい記憶が甦る。ローリングは、飛び抜けてマイナス思考の人々――その人が部屋に入ってくるだけで、部屋から精気が抜けてしまう――からディメンターの着想を得たと言っている。

ディメンターは、自身のマイナス思考と悲観主義を、出会う人みんなに押しつけることによって、その場から精気を吸い取ってしまう。彼らは常に物事を悪いほうに解釈し、無害な状況に際しても恐怖心と不安を植えつける。ノートルダム大学の研究によると、マイナス思考のルームメイトと同部屋になった学生は、そうでない学生と同部屋になった場合よりもはるかにマイナス思考になりやすく、鬱状態に陥ることすらあったという。

8. 悪意に満ちた人
有害な人の中には、他人の痛みや悲しみに深い満足感を覚えるタイプの、悪意に満ちた人々がいる。彼らは故意にあなたを傷つけようとしたり、嫌な気持ちにさせたり、あなたからなにかを手に入れようとしたりする。そして、そうでない時には、あなたに対してなんの興味も示さない。このタイプの唯一の美点は、すぐに見分けがつくために、あなたの人生からすみやかに追い出せることだ。

9. 批判したがる人
批判したがる人は、なにが評価に値し、なにが値しないかを、いちいち指摘する。情熱の対象をあなたから奪い取り、あなたを惨めな気持ちにさせる。批判したがる人は、自分とは異なる他人の価値を認めて学ぼうとするのではなく、他人を見下す。なにかに情熱を燃やして思いを表現したいという、あなたの欲求を捻り潰す。だから批判したがる人とは縁を切って、自分自身でいたほうがいい。

10. 威張りたがる人
威張りたがる人は、あなたのすることを、ことごとく自分に対する挑戦と見なす。だから、彼らとつき合うのは時間の無駄だ。尊大さは自信の証明ではなく、不安を覆い隠す仮面にすぎない。アクロン大学の研究によると、尊大さは職場においてさまざまな問題を引き起こすという。威張りたがる人はパフォーマンスに劣り、気むずかしく、平均的な人よりも認知能力に多くの問題を抱えている。

有害な人を見つけたら、いかにしてわが身を守るか
一緒に仕事をしていたり、一緒に暮らしたりしていれば、状況をコントロールするのは不可能だと感じる人が多いが、それは違う。有害な人を特定できさえすれば、次第に彼らの行動を予測できるようになり、理解しやすくなる。そうなれば、いつ、どういう状況でなら我慢し、いつどういう状況でなら我慢する必要がないかを、論理的に考えることができるようになる。境界線を引けるようになるのだ。ただし、意識的に、能動的にやらなければならない。自然の流れに任せたりすれば、厄介な会話にしょっちゅう引きずり込まれる羽目になるだろう。

しっかり境界線を引き、いつ、どういう状況で、むずかしい相手に対処するかを決めてしまえば、混乱のかなりの部分を収めることができる。大切なのは、相手が境界線を踏み越えようとした時には妥協せず、あくまで境界線を守り続けることだ。相手はかならずや境界線を越えてこようとするだろうから。

参照元 : forbes


あなたが有害な人を引き寄せてしまう意外な7つの理由

2015年09月16日

もしあなた自身は日々ポジティブな姿勢で生きているにもかかわらず、どういうわけかネガティブで有害な人に付け入られ、自己嫌悪に陥るなど嫌な思いをさせられているとしたら。実はそのポジティブさや強さ、優しさこそが、有害な人間を引き寄せている原因なのかもしれない。

彼らがあなたの強さに無意識のうちに脅威を感じているのか、それとも御しやすい相手だと考えているのか。いずれにしても、彼らはあなたの心の平穏を乱し、幸せや成功を制限することであなたをむしばみ、支配しようとする。

人気自己啓発ブロガーのエンジェル・チャーノフは、自分の「性格の強み」として誠実さと思いやりを挙げている。しかしどんな性格の強みにも「影の部分」があり、強みが過度に自由に発揮されるとき、それは弱みに転じる可能性があり、結果的に有害な人間を引き寄せてしまうのだという。

チャーノフの場合、無礼で押しの強い人間に来られたとき、自分を好きになってもらいたいがために一歩引いてしまう癖があったが、そのせいで有害な人々に翻弄されてしまった。だがその後、他人の性格の強みを利用しようとする人間がいるということを認識し、必要に応じてノーと言うことを覚えたことで、有害な関係を回避できるようになったという。

重要なのは、自分のポジティブな性格の強みを抑圧することなく、一方でそこに有害な人間が付け入らないようにするすべを学ぶことだとチャーノフは語る。それでは、あなたが有害な人間を引き寄せているかもしれない7つの意外な理由とその対処法を見ていこう。

1. 聞き上手である

ほとんどの人が他人の話を聞くよりもスマホに夢中になっている今日、聞き上手は重宝される存在だ。有害な人々はあなたが聞き上手であるとわかったら、いくら解放してほしいというサインを出そうとも、何時間でも自分の話をしつづけるだろう。それも、ネガティブなことばかり。もちろん、あなたの話などひとつも聞く耳は持たない。こういう人間はナルシストで、人の話には興味がないからだ。

〈対処のヒント〉
誰かと会話を始める前に、あらかじめその相手と過ごすべき時間を決めておくこと。有害な人間とは数分以上一緒にいるべきではない。

その場を離れるための口実をあらかじめ考えておくこと。「仕事に戻らなければ」「用事があるので、話はまたの機会に」といった言葉をきっぱりと、ボディランゲージも含めて伝えること。あなたがいい人であればあるほど、こうした口実を使うことに気まずさを感じるかもしれないが、自分のためだと心得て。

2. 人のために自分の時間を使うことを惜しまない

寛大さは人から好ましいと思われる性質だが、目立って寛大な人は有害な人間を引き寄せやすい傾向がある。たとえばあなたが人から送られてきたメールにすぐに返信し、かかってきた電話にも毎回丁寧に応対し、さまざまな要求に応えようとするなら、有害な人間はつけあがってさらに多くの時間をあなたから奪おうとするだろう。

〈対処のヒント〉
明確な境界線を定めること。まずは自分の感情をよく把握し、人からの要求に応えたために嫌な思いをしたことがあったら、それを覚えておく。そして、今後は同様に嫌な思いをしそうな無償の要求があったときには、ノーということを心がけて。

3. 夢を信じて、それについて語ることを恐れない

ほとんどの人が夢をあきらめて現実に妥協するなか、大きな夢や目標について語ることは、有害な人間の目に留まりやすい。あなたが夢についてオープンに語れば、彼らはあなたが欲深く、非現実的でわがままな人間だと見なすだろう。その背後には、あなたが夢を叶えることへの潜在的な恐れがあり、それを邪魔しようと考えるのだ。

〈対処のヒント〉
有害だとわかった人には、たとえしつこく聞かれたとしても自分の夢や目標は明かさないこと。特に、何に対しても文句は言うが、それを改善するための行動を起こしたり、前向きな対策を提案したり、自ら努力をしようとしたりしない人には気をつけて。その代わりに自分と似たような夢や目標を持つ人たち、自分を高めてくれる人たちと付き合うこと。

4. 大らかな性格である

大らかな人は人望があり、困難に直面しても冷静さやユーモアを失わず、周囲の人々にも励ましの言葉をかけるなどして平穏な空気を作り出す。だが、有害な人間はそうした平穏を壊そうと虎視眈々と狙っている。あなたの大らかさを平和主義と見なし、御しやすい相手だと思うケースもあるだろう。

〈対処のヒント〉
有害な人間はあなたの大らかさにつけ込もうとしていることを認識すること。たとえば彼らは「いつでもどうぞ」「大丈夫、問題ない」といった言葉を文字通りにとらえ、あなたの時間を侵食するようになる。人の依頼には何でもすぐに応えようとするのはやめて、「少し考えさせてほしい」と回答するなど、すべてオッケーではないことを意思表示すること。

5. 分け隔てのない明るい性格である

人は自分とは正反対の人間に惹かれるもの。ポジティブな輝きを放つあなたは、その輝きを欲する人間を引き寄せやすい。明るい性格のあなたは、多くの場合、会話の中心的存在であり、その笑顔で場を晴れやかにしてくれる。有害な人間はそんなあなたを利用して、周囲の関心を自分に集めようとする。彼らは概して自分の人生に不満を抱いており、そうではない明るい人を通して承認を得ようとするのだ。

〈対処のヒント〉
不幸な人は、自らの内に喜びを見いだすことができないため、代わりに他人に幸せにしてもらおうと考える傾向がある。この種の人々は、あなたがノーと言わないかぎり、あなたを褒めたり贈り物をしたり、あなたの言うことを何でも聞こうとしたりして気を引こうとする。だがそこで落ちたら、今度は四六時中彼らのエゴを満たすことを求められるだろう。

あなたがこうした人間を幸せにすることはできないし、その過程で自分も不幸になってしまう。もし本当にその相手に愛情を抱いているわけではなく、単にいい気分にさせてくれるから付き合っているのだとしたら、距離を置くのが賢明だ。

6. 優れた橋渡し役である

橋渡し役であるあなたは、人々の意見の相違や不和が解消されずにいる状態に耐えられない。特に自分が当事者である場合、何としてでも問題を解決しようと奔走するだろう。ほとんどの人はそうしたあなたの努力を好意的に受け止めるが、ある種の有害な人間はあなたが築こうとしている橋を壊したいと考えるものだ。

〈対処のヒント〉
有害な人間は不協和音を作り出すことに喜びを見いだすもの。彼らの行動のせいで、あなたが修復したり構築したりしなければならなかった橋のことを思い返してみるといいかもしれない。時には、築く価値のない橋もあることを理解すべきだ。

7. 人間観がスーパーポジティブである

人間は基本的に善良であるという前提で人に接しているあなた。だが、時折その前提を覆しかねない人のダークサイドに遭遇することがある。そんなとき、あなたはそうしたダークサイドを受け入れようと努力するだろうか? そんな人でもいずれは変わるはずだと思って友だちで居続けるだろうか?

だとしたら、あなたは有害な人々に対して比較的高い耐性があり、ネガティブどころか虐待的な関係でさえ耐えているのかもしれない。

〈対処のヒント〉
人には危険を直感する能力がある。もしネガティブで虐待的な関係にあったとしたら、心の中の不快感や違和感を信じたほうがいい。元来楽天的なあなたは、そうした不安や怒りを抑えてしまいがちだが、身体の痛みが何かのサインであるのと同じように、精神的な違和感も見過ごさないことで、有害な関係のより深刻なダメージからあなたを守ってくれるはずだ。

via:marcandangel・Translated mallika

参照元 : カラパイア 不思議と謎の大冒険






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