2018年1月23日火曜日

わずか18mgで致死量 猛毒を持つ危険な植物キョウチクトウ

致死量わずか18mg、青酸カリを超える危険な毒植物

2018年01月22日



毒のある植物は意外と身近にありますよね。有名な種ではスイセンやヒガンバナ、アジサイがあるのですが、実はキョウチクトウというキク科の植物が青酸カリを超える猛毒を持っており、日本でも普通に植えられている場合があるそうです。

先日、韓国メディアはアパートが立ち並ぶ公園わきの遊歩道にキョウチクトウが数十本植えられている事がわかりアパートの管理人が直ちに撤去を要請する出来事があったと伝えています。



実はこのキョウチクトウは葉から茎、根に至るまで強い毒を持っており、このアパートでは数年前造成工事を行った際に鑑賞といして植えられました。キョウチクトウは常緑樹であることから日本を含め普通に植えられていることがあり、韓国では子供やペットが遊ぶ公園に近いということもあり撤去ということになりました。

キョウチクトウ(夾竹桃)



この手の分野に詳しい人でないと知っている人もいないと思うのですが、ネットを調べてみるとやはり危険な植物であるという記載が多くされています。

キョウチクトウは先程も紹介したように植物全体に毒があり、それどころか土まで毒化させ腐葉土にした場合でも1年ほど毒が残り続けます。さらに燃やした場合はその煙が毒化しており非常に危険であるとのことです。

キョウチクトウにはオレアンドリンという毒が多く含まれており致死量がわずか0.30mg/kg。体重60kgの人では18mgほど摂取すると命を落とす強さで、致死量が150〜300mgとされる青酸カリよりも強いことがわかります。過去に外国でこの毒により死亡した例があるとされるものの国内ではいずれも中毒があった程度で死亡例は無いとされています。

キョウチクトウは日本では高速道路に植えられていたり、千葉市や広島市など市や町が木や花として指定しています。

参照元 : zapzap





0 件のコメント:

コメントを投稿