2017年7月1日土曜日

無痛分娩は危険!病院のミスで出産後に母親死亡、出産した長男(1)も重い障害

<無痛分娩死亡>麻酔後呼吸困難に 出産長男も障害 神戸

2017年6月30日 01時08分



神戸市西区の産婦人科医院で2015年9月、麻酔で陣痛を緩和する「無痛分娩(ぶんべん)」で出産した女性が、重い障害を負っていたことが29日、関係者への取材で分かった。女性は今年5月に35歳で死亡。出産した長男(1)も重い障害を負っていた。

遺族側の代理人弁護士によると、医院は「おかざきマタニティクリニック」。男性院長が脊髄(せきずい)近くにある「硬膜外腔(がいくう)」に背中から管を差し込み、麻酔薬を注入する「硬膜外麻酔」で女性に無痛分娩を実施。その後、男性院長が外来診察でその場を離れた際、女性の様態が急変して呼吸困難に陥り、別の病院に搬送された。女性は脳に損傷を受け意識不明となり、約1年8カ月後に死亡した。帝王切開で生まれた長男も脳に重い障害を負い、現在も入院しているという。医院側は昨年12月に過失を認め、遺族に示談金を支払ったという。

同弁護士は「院長の投薬後の確認が不十分だった」と主張している。一方、同医院は取材に対し「患者の個人情報なので答えられない」としている。

無痛分娩を巡っては、大阪府和泉市や京都府京田辺市でも女性が死亡や重症化するなどの問題が発覚している。【藤田愛夏】

参照元 : 毎日新聞


無痛分娩ミス 麻酔で呼吸困難の母死亡、男児も障害

2017/06/29 11:53



神戸市の産婦人科医院で「無痛分娩(ぶんべん)」で出産した女性が死亡し、生まれた赤ちゃんにも重い障害が残ったことが分かりました。医院側は過失を認め、遺族と示談しています。

遺族側の弁護士によりますと、女性はおととし9月、神戸市西区の「おかざきマタニティクリニック」で、麻酔を使って痛みを和らげる無痛分娩で出産に臨みました。その際、男性院長が女性の背中から管を入れて注入した麻酔薬が脊髄の中心近くにまで入ったとみられ、女性は呼吸困難になったということです。

女性はその後、別の病院で長男を出産しましたが、意識不明のまま今年5月に35歳で死亡。長男にも重い障害が残り、今も入院しています。院長は自ら麻酔を投与した後に外来診察のため分娩室を離れていて、医院側は過失を認め、すでに遺族と示談しています。無痛分娩を巡っては、大阪や京都などでも妊婦や子どもの死亡が相次いで判明しています。

参照元 : テレ朝ニュース















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