2017年5月12日金曜日

アイスの食べ過ぎは危険!発がん性リスク、動物実験で内臓肥大の添加物使用の恐れ

アイスクリーム、人体に悪影響の懸念…発がん性、動物実験で内臓肥大の添加物使用の恐れ

2017.04.28



アイスクリームほど“わかりにくい”食品はありません。乳成分が少なくなるほど、添加物の使用が多くなるのかといえば、そうでもないからです。

アイスクリームは、乳固形分(水分を除いた乳成分)が3.0%以上含まれている氷菓子の総称で、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」によると、乳固形分が多い順に「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」に分類されます。

また、乳固形分3.0%未満のものは、食品衛生法で「氷菓」と規定されています。30年以上の大人気商品の「ガリガリ君」(赤城乳業)や、果汁などを使ったアイスキャンデー、シャーベットは氷菓です。しかし、氷菓も一般的には「アイス」と呼んでいます。「コンビニでアイス買ってくるけれど、『ガリガリ君』でいい?」といった具合に使っている方も多いでしょう。

乳等省令では、乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上のものが「アイスクリーム」と規定されています。「乳成分が多いので風味がよく、栄養分も豊富」と業界では宣伝しています。確かに、そうしたアイスクリームもあります。しかし、「アイスクリーム」だからといって、添加物の不安がないわけではありません。

「ハーゲンダッツ」のように、使われている添加物は香料のみという商品もある一方で、大手菓子メーカーの商品でも添加物が豊富に入っているアイスクリームもあります。購入する際には、しっかりと原材料名表示を確認することが大事です。

アイスクリームに使われている添加物の例

ある商品に表示されている添加物を見てみると、「加工デンプン、乳化剤(大豆由来)、安定剤(増粘多糖類)、カラメル色素、香料、甘味料(アセスルファムK)」と表示されています。ただし、実際に使用されている添加物数は、表示の3倍以上あるというのが業界の常識です。

たとえば「加工デンプン」は、天然のでんぷんにプロピレンオキシドなどの化学薬品を加えて合成したもので、本来ならば「合成デンプン」と表示すべきです。怖いのはこの「合成デンプン」は、自然界には存在しない「合成たんぱく質」をいつ生成しても不思議ではないことです。生成された「合成たんぱく質」が、人にどんな影響を与えるかは誰もわかりません。それにもかかわらず、「加工デンプン」として表示できる添加物は11品目もあるのです。

2008年に加工デンプンとして表示することが認められたのは、アセチル化アジピン酸架橋デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプン、アセチル化酸化デンプン、オクテニルコハク酸デンプンナトリウム、酢酸デンプン、酸化デンプン、ヒドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン、リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン、リン酸化デンプン、リン酸架橋デンプンの11品目です。欧州食品科学委員会(SCF)は、このうちプロピレンオキシドを使って製造された加工デンプンについて、「乳幼児に使うべきではない」と警告しています。

加工デンプンは、ここ数年、非常に使用量が増えています。ジャガイモなどからつくられる天然のでんぷんとはまったく別物ですので、くれぐれも勘違いしないようにしてください。

「乳化剤」は、牛乳中の脂肪分を均一に混ぜるための添加物で、アイスクリームでは大豆レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビンタン脂肪酸エステルなどがよく使われています。大豆レスチン以外の乳化剤は要注意です。グリセリン脂肪酸エステルはハムスターの実験で肝臓肥大、腎臓の石灰化の報告があります。また、ソルビタン脂肪酸エステルは動物実験で肝臓、腎臓の肥大が見られたほか、染色体異常の報告があります。

「安定剤(増粘多糖類)」は、組織をなめらかにし、保形成をよくする添加物です。増粘多糖類と表示されている場合は、複数の増粘剤が使用されています。何が使われているかは、メーカーが情報公開しない限り、消費者が判断することはできません。仮にトラガントガムやカラギーナンが使われている場合、いずれも発がん性が指摘されているので気をつけなければなりません。

「カラメル色素」は、昔ながらの砂糖を熱してつくられたI型カラメル色素以外は要注意です。たとえば、尿素を使って大量生産されたカラメル色素からは、発がん物質が生成されています。

「香料」は、バニラアイスの場合、主に使用されているのは合成香料の「バニリン」と推測されますが、一般的に香料成分は食品メーカーの最高機密とされています。どんな匂いを出すかで、ヒットするかどうかが決まるからです。通常、香料として10種類くらいの化学物質が調合されています。バニリンもそのなかのひとつです。バニリンは、動物実験で成長障害、肝臓、腎臓、脾臓肥大の異常が観察されています。匂いに騙されてはいけません。

「甘味料」に合成甘味料のアセスルファムK(カリウム)が使われているものは、アイスに限らず食べないほうが無難です。砂糖の約200倍の甘さがあり低カロリーとされていますが、犬に2年間食べさせた実験ではリンパ球の減少が見られています。つまり、免疫系統へのダメージが心配されるのです。

(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)

参照元 : ビジネスジャーナル


市販のアイスは危険?特にラクトアイスはトランス脂肪酸や添加物に注意!



暑い季節になると毎日アイスを食べたくなりますよね。

今では冬でも部屋が暖かいので年中食べる人も多いようですし私もその一人です。

ただしアイスを食べるならアイスクリームであれば良いのですが安くて容量の多い「ラクトアイス」を食べたりしていませんか?

「ラクトアイスって何?」という方にアイスの種類とラクトアイスがおすすめできない理由をお伝えします。

アイスの種類とラクトアイスとは?

コンビニやスーパーなどで見かけるアイスはアイスクリーム類と氷菓に分けられます。

氷菓とは夏になると大人気の「ガリガリ君 」のように氷でできている氷菓子のことです。

一方アイスクリーム類は乳固形分と乳脂肪分の含有率によって大別され

含有率の多い方から

●「アイスクリーム」
●「アイスミルク」
●「ラクトアイス」と

3つの種類に分けられます。

つまり「アイスクリーム」は牛乳などの乳成分がたっぷり入っていて逆に「ラクトアイス」はほとんど入っておらず、「アイスミルク」はその中間です。

具体的に乳固形分と乳脂肪分何%以上から「アイスクリーム」と決まりがありますが、その数字を覚えても意味がないので、商品の裏の「種類別」というところを見ればすぐに「アイスクリーム」や「ラクトアイス」とわかるようになっています。

そして最近ようやく注目されつつあるのが「ラクトアイス」の危険性についてです。

ラクトアイスはトランス脂肪酸や食品添加物がいっぱい

ラクトアイスは乳脂肪などが少ないということは「牛乳があまり入っていなんだね」と思うかもしれませんが、実はほとんど入っていません。このように書くと「えーっ!あの白いのは牛乳でしょう?」と思う方も多いと思いますが

実は牛乳の代わりに入っているのが油なのです!

初めて知ったかたもいるかもしれませんが、ラクトアイスと同様に牛乳でできていると思わせておいて実は油という商品があります。それはコーヒーフレッシュです。お店で「ミルクはいかがですか?」と言われますよね。

「お店でミルクというのだから少しは乳製品が含まれているでしょ?」と思うかもしれませんがコーヒーフレッシュの色が真っ白でも水・油・添加物のみで全く牛乳が入っていません。

そしてラクトアイスも同様にラクトアイスも植物性油脂でできています。ただ植物性油脂だけではアイスクリームのようにはならないので、さまざまな添加物を使用してアイス風に仕立てているのです。

中には植物性油脂は動物性と比べると健康に良いのでは?と思う人もいるかもしれませんがそんなことは全くありません。

植物性油の代表であり、日本で一番売れているサラダ油やラクトアイスによく使用されているパーム油、ヤシ油にも今話題のトランス脂肪酸がたくさん入っています。

※ちなみに原料のパームやヤシにトランス脂肪酸などの危険性が高い物質が含まれているのではなくサラダ油を高温処理で製造する方法に問題があります。

アメリカではトランス脂肪酸は2018年6月までに全廃すると先日決まっていますし、他の欧米の国やアジアでもトランス脂肪酸の表示義務や制限を定めているところが多いです。

ですが日本はアメリカなどと比べてトランス脂肪酸の摂取量が少ないから問題ないと言って制限どころか表示義務でさえありません。これっておかしくないでしょうか?

アメリカでは身体に危険で病気になりやすくなるからという理由で量を制限するのではなく全廃します。それだけトランス脂肪酸は危険なのです。なのに日本の政府の対応は・・・。

ようするに政府はトランス脂肪酸を禁止にしたり制限したりすると、食品会社が大ダメージを受けてしまうのが目に見えているのでとりあえず今は静観しておこうということなのでしょう。ラクトアイスは悪い油を使っているだけでなく、アイスクリームを作るには欠かせない卵も入っていませんし、砂糖の代わりに安いガムシロップを使用しています。(ガムシロップも体に良くない原料が使用されています)

そしてアイスクリームに見せかけるために様々な添加物を使って大量に安価なものを作り、お店のケースに並んでいるのです。アイスクリームとラクトアイスは見た目が同じようですが中身は全く違う別物です。

お店で販売されているラクトアイスを1個食べると1日に必要な脂質の6割に匹敵します。その他の食べ物にも脂質は入っているので脂質を摂り過ぎると脂質過剰になり、ニキビなどの肌荒れの原因になります。

トランス脂肪酸、危険な添加物、脂質のとり過ぎなど何ひとつラクトアイスを食べて良いことはありません。

もちろんラクトアイス以外にも体に悪いお菓子はたくさんあります。ただ、ラクトアイスは見た目がアイスクリームにそっくりで牛乳からできているから健康に良いというイメージを持ってしまう可能性があるので、より注意しないといけない食べ物です。

では「なんでラクトアイスを製造、販売しているの?」と疑問に思うかもしれませんが、それは売れるからです。大手企業は乳脂肪がたっぷり入った、とても美味しいアイスクリームを作ることは簡単にできますし、実際一部販売しています。

ただコンビニやスーパーでは「高いアイスクリームは売れない」「ハーゲンダッツだけあればいい」と思っているので、安くておいしい(気がする)ラクトアイスの場所を大きくとって販売しているのです。

安い方が売れてしまうというのは消費者がそれを選んで買ってしまう責任もあるかもしれないのですが、やはりテレビなどで「ラクトアイスは危険です。」とはスポンサーの関係上絶対言わないですし、情報が流れないような仕組みになっているマスコミや政府、そして利益が出れば良いと思っている企業の方が責任が重いのではないでしょうか?

食べるならばアイスクリーム

では「アイスミルク」はどうなのでしょうか?

「アイスクリーム」と「ラクトアイス」

どちらの要素も含まれているので「ラクトアイス」に比べればましなのですが、できればアイスクリームを食べてもらいたいです。アイスクリームであればほとんど植物油脂を
使用していませんし食品添加物も最小限の使用で済みます。

価格が高いのが欠点ですが、味も美味しいのでできるだけアイスクリームを食べるようにしてください。

ちなみにアイスクリームの原料は牛乳や生乳だと思っている方が多いと思いますが、一番売れているハーゲンダッツのアイスクリームの原料は脱脂粉乳で牛乳(生乳)ではありません。これは私の意見なので本当は違うかもしれませんが、牛乳を使わない理由は

●脱脂粉乳の品質が安定していることと
●牛乳よりも安く仕入れることができるため

だと思っています。

牛乳は時期によって味や品質が変わるのでアイスクリームの味にも影響が出る場合もあります。それを避けるために脱脂粉乳にして質を安定させ、しかも大量に注文することで価格を抑えているのではないでしょうか?

牧場で作っているアイスクリームやソフトクリームはそこの牛乳を使用していることが多いので、裏の表示を見れば原材料のところに「牛乳」や「生乳」と書かれています。

ぜひ本当のアイスクリームを食べたい方は牧場の牛乳から作られたものをおすすめします。

まとめ

今でもCMでバンバン流れるラクトアイスですが、これを読んだらもう食べる気はなくなると思います。

そしてラクトアイスが体に良くないということで消費者が買わなくなれば売れなくなって製造中止になるのでぜひ将来は本物志向が強くなってラクトアイスが販売中止になることを願っています。(ただし可能性はかなり低いですが)

味も見た目も同じに見えるアイスクリームとラクトアイスですが、ラクトアイスは牛乳ではなく油を使用していて、美味しく感じるのは食品添加物のおかげです。

しかも某大手メーカーの「スー〇ーカッ〇」など健康に悪いのに内容量が多い商品が結構あります。値段が安いのでラクトアイスを買い与えたいところですが、子どもの健康を考えてアイスクリームを食べさせてあげてくださいね。

参照元 : 健康一番

0 件のコメント:

コメントを投稿