2016年4月26日火曜日

SNSに個人情報を載せている人は危険!ネットに匿名はない!?

犯罪に巻き込まれることも! SNSに個人情報を載せ過ぎていませんか?

2016/04/25



ブログやSNSで育児日記をつづるママは多いですが、子どもの名前を伏せていても「個人情報をたくさん載せているな」と感じることがあります。たった1枚の写真によって、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので気をつけたいところ。自宅がわかってしまうこともある、見逃しがちなポイントを紹介します。

■近所のスポットを公表しない
日常をつづるブログなどでは、近所の施設に行った話を投稿することが多いのではないでしょうか。しかし、空き巣や誘拐犯などは投稿された記事を見続けることで、おおよその位置を割り出しているといいます。

子どもの名前や学校名を明らかにしなくても、行動パターンから学区を特定することは可能です。たとえば、近所の公園やスーパーの名前が出ていると、そこへ通う頻度から「何丁目付近」というところまでバレてしまうこともあります。「家の隣の公園」「毎週タイムセールを狙って買い物をしているスーパー」といった詳細な情報は避けたほうがいいでしょう。

とくにスマホやケータイで撮影した写真を投稿する人は要注意。写真には位置情報や撮影時刻が保存されることもありますので、この機能をオフにしておきましょう。

■投稿内容から年収を推定されることも
ちょっと高価なベビー用品やおすすめの化粧品など、うらやましくなるようなアイテムを写真とともに紹介しているママがいます。しかし、これもできれば避けたいところです。

あこがれのブランド品を多数紹介しているブログを見ると、「この人はお金持ちだな」と思いますよね。これは犯罪者にとっても同じで、お金を持っている人はよりターゲットになりやすいのです。

家の中のインテリアや食器類も同様で、投稿された写真を見れば年収レベルを推定することができます。つい見栄を張ったり自慢したりしたくなるものですが、家族の安全を考えたら避けるべきですね。

これは日常だけではなく、お出かけレポートにも同じことがいえます。遊園地などの有料施設に頻繁に出かけたり、豪華なホテルに家族で泊ったりしている家庭は、それだけ余裕があることを示しているようなものです。

また、犬を飼っている人は、その犬の服や首輪などの特徴から、お出かけ先で声をかけられることがあるといいます。犬のブログを開設している知人は、初めて訪れた場所で読者から声をかけられて驚いたそう。悪意のない人にでもわかるのですから、犯罪者ならすぐに特定できることでしょう。

■育児ブログにありがちなミス
子どもがまだ赤ん坊のころ、すべてが新鮮でなんでも写真におさめたくなる気持ちはわかります。しかし、おむつを替えるところや入浴シーンまでインターネット上にアップするのは考えものです。

子どもの裸は小児性愛者に狙われます。大事なところをスタンプなどで隠しても、よからぬ妄想をする人がいるのも事実。性別は関係ありません。

見知らぬ人から、わが子がターゲットにされてしまうのは気持ち悪いですよね。たとえ接触がないとしても、こうした性犯罪から子どもを守ることは親の義務です。

ブログやSNSを通じてママ友ができたり、育児の情報交換ができたりするメリットはあります。しかし、ちょっとした不注意によって犯罪に巻き込まれる可能性もあることを忘れずに。安全に暮らすためにも、投稿前に「本当に載せてもいい情報かどうか」、慎重に検討することが重要です。

(藤井蒼)

参照元 : Yahoo japan学び


こんなはずじゃなかった! SNSで個人情報がダダ漏れ、取り返しのつかないことに

2013年11月26日



連絡が途絶えていた学生時代の友人と“再会”できたり、同じ趣味や問題意識を持つ人と知り合い情報をやり取りできたりと、インターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は便利だ。そのため、多くの人が利用しているが、使い方を間違えるとトラブルや犯罪に巻き込まれる危険がある。

「日経パソコン」が2013年3月に実施したアンケート調査によると、SNS利用者の約8割が何らかのトラブルを実感しているという。SNSのどこにどんな落とし穴があるのか。危険性を知り、安心して使いたい。

8割の人がトラブルを実感!SNSは「誰も」が見ている

個人情報の悪用に注意
FacebookなどのSNSでは実名登録が原則で、生年月日や学歴、勤務先や出身地、居住地などの個人情報を登録する欄が充実している。個人情報を公開しあうことで、交流が広がったり深まったりするからだ。だが、こうした個人情報が犯罪などで使われることがある。

オレオレ詐欺は元々、自分のことを「オレだけど」と名前を名乗らずに電話をかけた先の相手をだましていたことで、こう呼ばれた。だが、最近は電話口で正しい名前や勤務先を言うようになったという。こうした情報の入手先の一つとしてSNSが利用されているようなのだ。こうした犯罪に利用される恐れがあるため、どこまでならネット上に出していいのか、自分で個人情報をコントロールしなければ危険だ。

日経パソコンの調査によると、SNS利用者の6割以上が「現住所を公開しないように注意している」と回答した。しかし、SNSにある位置情報機能の設定によっては、意図せずに自宅や職場の位置を公開することになってしまう場合がある。

Twitterでは、Androidスマートフォンでツイートを投稿するとき、過去に位置情報を利用したことがあれば、右下の位置情報アイコンがオンになっており、このまま投稿すると、GPSなどで測位したデータがTwitterのサーバーに送られて、誰でも見られる状態になる。もしツイート内容で自宅にいると分かれば、そこが現住所だと推定できてしまうのだ。

不用意な投稿で、あなたの住所や居場所を大公開!

SNSの機能だけに気をつければいいわけではない。SNSに投稿した画像からも、その画像を撮影した場所が分かってしまうので注意が必要だ。どういうことかというと、撮影したデジタル画像には「Exif情報」という撮影データが埋め込まれており、GPS情報を記録するデジタルカメラやスマートフォンで撮影すると、撮影した場所の緯度・経度などがExif情報に記録され、この情報が載ったままの画像をSNSに投稿すると、どこで撮影した画像なのか見た人に分かってしまうのだ。

SNSで写真を公開するときはファイルに含まれた位置情報に注意

自分が気をつけさえすれば個人情報のインターネット上への流出を防げる、と考えがちだが、そうではないのがSNSの怖さだ。自分の力の及ばないところで勝手に個人情報が公開されてしまうことがあるのだ。

友人が投稿した画像から、自分が誰か判明
自分が気をつけても、友人や知人を介して自分の個人情報がネット上に流出する危険もある。その一つが画像だ。友人たちと飲食した際や旅行に行ったときの集合写真にあなたが写っており、その写真を友人がSNSに投稿すると、画像に付いた文章から、あなたがいつどこにいたのか分かってしまう。

また、Fecebookには投稿した写真やスポットに「タグ」として、友人を登録することができる。このタグ付けによって、「写真に写っている人はこの人です」と特定されてしまう。タグ付けに関しては、設定によりコントロールできるようなので、勝手にタグ付けされないようにコントロールしたい。

人の写真をアップするならひと声かけるのが礼儀

「いいね!」や「タグ付け」で、知られたくない秘密や失言が筒抜け?

思わぬ代償を払うことにもなる
情報の発信にも気をつけたい。SNSに投稿する情報は全世界に発信される、という認識をしっかり持って情報を発信したい。

ここ最近、コンビニの冷蔵ケースの中に入った画像や、アルバイト先の飲食店の食洗機に体を入れた画像をTwitterに投稿したことで、いたずらをした本人が特定され処罰されるといったケースが相次いでいる。同様の事件が相次いだ背景のひとつには、世界中の人に向けて画像を公開したという認識が彼らになかったのかもしれないということがある。ツイートする友人たちだけに見せて笑うつもりだったのかもしれないのだ。

購入した商品が不良品だったという理由で、商品を購入した衣料品店の従業員を土下座させ、実名と共にその画像をTwitterに投稿した北海道札幌市の女性は、名誉毀損罪で略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けた。

本人は自分の行き過ぎた行為に気づかず、憤りにまかせてTwitterに投稿したと思われるが、その代償は罰金の30万円だけでは済まない。投稿者は実名で報道されるだけでなく、家族構成や職業などがネット上にさらされた。SNSへの投稿は簡単にできるのが利点だが、それだけに投稿した後で問題にならないか、投稿する前に想像をめぐらさなければいけない。

「雉(キジ)も鳴かずば撃たれまい」~我々オトナがTwitterで気をつけるべきこと

見知らぬ美女からの友達リクエストに注意
SNSを通じて詐欺などの犯罪被害に遭うこともある。Facebookで見知らぬ人から「あなたのプロフィールを見てぜひお友達になりたい」と友達のリクエストが来ることがあるが、うかつに「承認」してはいけない。こうしたリクエストは個人情報を収集するために送られた可能性が高いのだ。

狙っているのが個人情報ではなく、あなたのおカネというケースもある。SNSで知り合いデートに誘い、言葉巧みに商品を売りつける詐欺が横行しているのだ。昔からある「デート商法」だが、知り合うきっかけとしてSNSが利用されるようになってきたのだ。見ず知らずの美人から友達リクエストが来たら、要注意だ。

見知らぬ美女のお誘いはトラブルの入り口と心得よ

SNSを使った「恋愛・恋人商法」に投資勧誘を組み込む詐欺師たち

子どもが犯罪被害に遭うことも
スマートフォンの普及により、中学生や小学生がスマートフォンを持つようになり、子どもがSNSを通じて犯罪被害に遭うケースが増えている。

例えば、若年層に流行している無料通話・メールアプリで、その利用者IDを「友だち募集」掲示板などに掲示して、性犯罪に巻き込まれるといったケースだ。

現実社会では「知らない人」に話しかけれられてもついていかないのに、SNSを通じて知り合った人には警戒感が薄れ、実際に会ってしまい、犯罪者の餌食にされてしまうことがある。

人を疑うこと知らない子どもは、自分が興味のあることに詳しい人を信じてしまうことがよくある。親が、インターネットの怖さをきちんと子どもに話し、子どものネット利用を管理しないといけない。

通学路を親子で歩き「安全マップ」を作る、携帯電話は「ペアレンタル・コントロール」を ──新入学を前にすべき我が子の安全対策

もっともこれは、子どもだけの話に限ったことではないのかもしれない。2013年10月に起きた東京・三鷹市における女子高生ストーカー殺人事件で、被害者と加害者が知り合ったのがSNSだった。住む場所が東京と京都という現実世界では知り合いにくい2人をSNSは結び付けた。SNSを通じてのやり取りで相手を分かった気になって実際に出会ったことが、不幸の始まりになってしまった。

SNSのやり取りだけではなく、現実世界で相手を知り、お互いの人となりや背景などを知っていたら、2人が付き合うことはなかったかもしれない。世界中の人と知り合える可能性を提供するSNSは便利だが、その利用には危険を伴うことを忘れてはいけない。

参照元 : 日経BPNET


ネット・SNSに匿名はない!Twitterで個人特定はこんなに簡単

2013-12-27



SNSを介した炎上事件、様々なトラブルが増えました。その多くは、SNSについて誤解していることから起きたものです。ネット・SNSに匿名はありません。個人の特定は恐ろしいほど簡単です。

個人の特定がどれほど簡単なのか、「匿名」を過信すると陥る危険についてご紹介します。

ネット・SNSに匿名はない
ネット・SNSには匿名はないと思って行動した方がいいでしょう。

復興庁職員がTwitterで暴言を吐き、復興庁が謝罪・本人が異動・停職処分となった事件は、匿名でツイートしていました。ところが実名でツイートしていた時期があり、身元ばれから大ごとに発展してしまいました。

最近も、匿名掲示板の2ちゃんねるで暴言・誹謗中傷したライトノベル作家が個人を特定され、謝罪する事件が起きました。これは会員情報流出があったためですが、それ以外にも「匿名」とされるSNSで個人が特定される例が多数あります。

また当然ですが、ネット経由で犯罪の書き込みをすれば、IPアドレス経由で警察に身元が突き止められてしまいます。

実名がばれてしまうのは、実名を明かしていたことがあったり、会員情報流出、犯罪の書き込みをしたなどの特定の場合だけではありません。

たとえば、多くの炎上事件では「特定班」と呼ばれる人たちが、様々な個人情報を集めて個人を特定、さらしています。このようなことが起きるのは、我々が知らず知らずに様々な個人情報を出してしまっているからです。

また、炎上した多くのアカウントのフォロワーは大した数ではありません。それにも係わらず、リアルタイム検索などで見つけ出す人はいるのです。

個人情報特定の一番は「Facebook」
実は、Facebookにアカウントを持っていると、個人特定は非常に簡単になります。

Twitterのみ匿名で使っていても、交友関係や位置情報を出してしまっていたり、投稿時間や行動範囲その他の個人情報をツイートしている場合があります。この情報をFacebookアカウントの交友関係や位置情報、投稿時間や行動範囲その他個人情報と照らし合わせることで、Twitterのアカウントは匿名でも実名ばれしてしまうことがあるのです。

Facebookアカウントからは、実名・学校名・勤務先、家族、その他多くの実生活につながる情報が分かります。

実名のFacebookだけ投稿内容を気にして、匿名のTwitterでは暴言や愚痴などをツイートしているという人は、今すぐ改めた方がいいでしょう。

もちろん、これはFacebookだけの話ではありません。mixi、Google+、その他SNS、ブログなどでも、個人特定は可能です。

メアドや一つのアカウント名が分かっていれば、少し詳しい人なら他のSNSアカウントを特定することも難しいことではありません。同じアカウント名、アレンジしただけのアカウント名を使っている人はとても多いのです。

自宅特定もとっても簡単!
自宅特定もとても簡単です。

自宅でスマホで撮影した写真をSNSにアップしたことはないでしょうか。その写真には「Exif情報」が埋め込まれており、読み取りソフトを使うだけで、自宅の場所は簡単に突き止められてしまうのです。

このようなことを避けるためには、位置情報はオフにしておく必要があります。アプリ単位でもオフにすることができます。

位置情報をオフにしていても、自然災害に関するツイートをするだけでも、自宅が特定されます。「豪雨」「落雷」などをツイートすると、アメッシュなどを利用すれば、大体の位置が分かってしまうのです。

自宅の場所を公開したくなければ、自宅の窓から撮影した写真の公開もNGです。そこに写っているものの角度や距離などから、自宅の場所は分かってしまうのです。

その他、「学校出た」「〇〇駅なう」などのツイートの時間から、行動範囲や時間帯なども分かってしまいます。その情報はすべて、自分が出してしまっているのです。

問題ある発言・個人情報の出し過ぎに注意
ネット・SNSでは匿名はなく、個人特定はとても簡単です。ただし、個人情報を集められて被害に遭うというケースはそれほど頻繁に起きるわけではありません。

個人特定には労力がかかるため、自分が問題ある発言をしている場合に炎上していることがほとんどです。リアルで発言して問題ある発言はしないようにしましょう。

女性の場合はストーカー被害につながる場合もあります。実際に、ツイートから最寄り駅や店などに待ち伏せされて怖い目に遭いかけた女性を複数知っています。

居場所や位置情報などは、必要以上に公開しすぎないようにしましょう。

知らない相手とはつながりすぎないこと。

個人情報は出し過ぎないこと。

問題ある発言はしないようにすること。

このあたりを守ることで、危険性はかなり低く抑えることができます。注意しながら、安心・安全に、インターネットやSNSを楽しんでいきましょう!

参照元 : 高橋暁子のソーシャルメディア教室

0 件のコメント:

コメントを投稿