2015年11月18日水曜日

IH調理器は危険!電力中央研究所の実験研究で生殖に影響を与えることを示した

電力中央研究所の実験研究が、(電中研の評価とは裏腹に)IH調理器が生殖に影響を与えることを示した。

13/11/30 PM08



IH調理器は、磁界が出る加熱コイルがお腹の近くにあることから、調理者の生殖機能(妊娠)や妊娠している場合の胎児への影響が懸念されてきた。

IH調理器で使用する磁界の周波数(20~90kHz)は中間周波数帯(300Hz~10MHz)に含まれているが、これまでこの領域の電磁界が生体に与える影響については、世界保健機構(WHO)が「中間周波磁界の健康影響を評価するための生物研究が不足している」と指摘しているように、実験・研究が十分に行われてこなかった。

それに対し、電力中央研究所(※電中研)が、IH調理器を含む中間周波数帯の磁界が与える影響を、動物(ラットと鶏胚)を使って実験を行い評価した。

電中研の評価は「(磁界を被爆させていない)対照グループと(磁界を被爆させた)ばく露グループの間で、妊娠率や着床前胚死亡率などに若干の違いがありましたが、統計学的に有意な変化はありませんでした」と結論付けている。

しかしながらそのレポートを見ると、妊娠率も、妊娠中の胎児の死亡率も違いが明確に出ており、これが“若干の違い”の範疇なのか疑問である。

             <磁界ばく露なし> <磁界ばく露あり>
◎妊娠雌動物数        24/24       22/24
 /交尾雌雄動物数
◎妊娠率(%)         100        91.7
◎雌親当たりの        2.7±3.9      1.9±3.1
 着床後胚・胎児死亡率(%)

この電中研の実験・研究は、(電中研の評価とは裏腹に)IH調理器が生殖に与える影響を示すことになったのではないだろうか。

【参照】 「電中研ニュース No.471 2012 Oct 電磁界が生物に与える影響の評価-実験動物を用いて中間周波磁界の影響を評価する-」リンク

参照元 : るいネット


電磁波が男性の生殖機能に与える影響とは? 知っておきたい電磁波の影響

私たちが当たり前に使っている家電製品は、ほとんどが「電磁波」を発しています。
日本では、電磁波の影響に関心を持っている人が少ないです。
そのため、電磁波の危険性を十分に把握していません。
そこで、電磁波が生殖機能に与える影響について説明します。
電磁波に関心のある男性は、ぜひチェックしてくださいね。
電磁波対策の先進国による見解や対策、生殖機能を守るために心がけることもチェックしていきましょう。

目次

・電磁波は生殖機能に影響を与えるか
・電磁波対策の先進国はどのような見解をもっているの?
・電磁波から生殖機能を守るために心がけること
・まとめ

1.電磁波は生殖機能に影響を与えるか

私たちのまわりにある電磁波は、身体に大きな影響を与えると言われています。
電磁波が強ければ強いほど、身体機能に大きく影響するでしょう。
実際に、生殖機能にどのような影響を与えるのか詳しく説明します。

1-1.懸念される精子・精巣への悪影響

直接、電磁波が精子や精巣へ悪影響を及ぼすと確定はしていません。現段階では、まだ調査途中なのです。必ず悪影響を及ぼすと断言できません。しかし、まったく影響がないとも言えないでしょう。

実際、海外では、電磁波がどのように生殖機能に影響を与えるのか、さまざまな研究をしています。たとえば、イギリスの研究チームです。電磁波を発している携帯電話を常にポケットに入れて持ち歩いている男性は、精子数が少ないという結果になりました。

ポケットに入れていない男性よりも、およそ30%精子数が減ったのです。また、アルゼンチンの研究チームでは、精子の活動は電磁波に阻害されていると発表しました。ノートパソコンの近くに精子を置いたところ、精子の活動がおよそ25%静止したのです。

このように、さまざまな海外の研究チームが電磁波と精子・精巣の関係を示した研究結果を発表しています。

1-2.男性の生殖機能が低下する

医学的に解明していませんが、男性の生殖機能が低下することは間違いありません。
精子の数が少なくなる、活動が低下する、精子細胞が弱まってしまうなど、さまざまな問題が挙がっています。

特に、注意してほしいことが「使用時間」です。アメリカのアショック・アガーワル博士は、電磁波を発している家電製品の使用時間が長ければ長いほど、男性の生殖機能が下がると発表しました。

今でも電磁波と精子の調査を進めていますが、はっきりと生殖機能の低下が表れたそうです。世界保健機関であるWHOは、電磁波に「発ガン性」があると発表しましたよね。電磁波は、発ガンだけでなく、男性の生殖機能にも大きな影響を及ぼすと思っておきましょう。

1-3.生まれる子供が女の子ばかり!?

いつもパソコンを使って仕事をしている男性も多いでしょう。もちろん、パソコンからも電磁波は発生しています。電磁波は、男性の生殖機能に少なからずも影響があると言われていますが、いつも電磁波を浴びている男性ほど、細胞の染色体が影響を受けてしまうのです。

影響を受けた結果、男の子ではなく、高い確率で女の子が生まれるとわかりました。各国の研究者も、詳しく研究をしている段階なのではっきりと言えません。しかし、実際、IT関連で働いている男性の子供は、高確率で女の子が多いのです。微量の電磁波でも、毎日浴び続ければ膨大な量になるでしょう。

2.電磁波対策の先進国はどのような見解をもっているのか?

2-1.最も厳しい電磁波対策をしている「スウェーデン」

先進国の中で最も電磁波対策に厳しいのが、北欧のスウェーデンです。スウェーデンで実施している電磁波対策は徹底しています。スウェーデンの電磁波対策が本格的になったのは、1980年代からです。

電磁波が引き起こした頭痛やストレス・睡眠障害などの神経症状が大きな社会問題になりました。
スウェーデンホワイトカラー労働ユニオンTCOは、電磁波を発しているパソコンの製作会社に電磁波放射量を削除するようにと要求したのです。

そして、1987年に「VDTと労働環境」の国際会議がストックホルムで行われました。今では、ほとんどの家電製品に電磁波対策であるアースが取り付けてあります。家電製品を発売している企業も、電磁波の量を抑えようと努力しているのです。

2-2.さまざまな国の取り組み

日本は、WHO(世界保健機構)とICNIRP(国際非電離放射防護委員会)が定めたガイドラインを参考にして電磁波対策をしています。海外と比べると、日本はまだ電磁波対策が十分になっていない状態です。先進国であるベルギーは、900MHzの場合、およそ21V/m、1.8GHzの場合はおよそ28V/mと決めています。

ICBIRPのガイドラインでは、900MHzの場合、およそ41V/m、1.8GHzの場合はおよそ58V/mになっているので、とても厳しく設定しているとわかるでしょう。

スイスでは、もっと厳しく、900MHzの場合は4V/m、1.8GHzの場合はおよそ6V/mになっています。
私たち日本のご近所である中国も、住まいや病院・学校で発生する電磁波はおよそ6V/mと決まっているのです。

3.電磁波から生殖機能を守るために心がけること

3-1.携帯電話をポケットに入れない

男性は女性のようにカバンを持つ機会が少ないので、ポケットに携帯電話を入れるでしょう。スーツになると、すぐに取り出しやすいズボンのポケットに入れると思います。しかし、ポケットに入れると生殖機能の精巣との距離が近づいてしまうでしょう。

そのため、電磁波の悪影響を受けてしまうのです。できるだけ、携帯電話を持たないように心がけてほしいですが、なかなかできません。

それでは、せめて、精巣の近くに携帯電話を入れないように気をつけておきましょう。精巣から離れたところに電磁波を発する機器を置かなければなりません。

3-2.電磁波対策グッズを利用する

電磁波から生殖機能を守るために、「電磁波対策グッズ」の使用をおすすめします。電磁波対策グッズは数が増えてきているので、自分に合ったアイテムが見つかるでしょう。たとえば、サラリーマンでも利用できる「携帯電話用電磁波防止グッズ」です。

電磁波がカットできるイヤホンマイクやシールドポーチ・ケースなど、携帯電話からの電磁波を防いでくれます。普段使う携帯電話だからこそ、対策グッズが大きな役割を果たすでしょう。また、ノートパソコンをよく使う男性なら「ノートパソコン用磁場シール」がおすすめです。

磁場の発生を抑えてくれるので、電磁波が発生することはありません。ほんの少ししかならない対策でも、しないのとは大きな違いになりますよ。

4.まとめ

電磁波が与える生殖機能への影響や先進国が持っている電磁波対策への見解、電磁波から生殖機能を守るための方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。いつも触れている携帯電話やパソコンからも電磁波が発生しています。生殖機能に悪影響を与えないためにも、電磁波対策が大切ですよ。

・精子や精巣への影響が懸念されている
・精子の活動や生命力が弱まる
・染色体に悪影響をもたらす
・スウェーデンの電磁波対策は先進国でも№1
・日本はWHOとICNTRPのガイドラインを参考にしている
・携帯電話をズボンのポケットに入れない
・電磁波対策グッズを利用する
・以上は、ぜひ押さえておきたいポイントです。
・電磁波の影響が心配になっている男性は、電磁波についての知識を身につけておきましょう。

参照元 : エコロガ環境通信



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